blog.s.kbachaun.com

試験公開中です。雑記帳のようになってしまっています。更新頻度は低いです。

記事表示

イオン新瑞橋のお支払いセルフレジの動作

2016年3月24日から、イオン新瑞橋店でお支払いセルフレジが稼働開始した。その動作について簡単にまとめる。

設置状況

イオン新瑞橋で導入されたとき、当初従来型の有人レジだったレーンの大半がお支払いセルフレジに変更された。従来型の有人レジは2レーンのみ残っている。従来より設置されていたフルセルフレジ(10レーン)はそのまま残っている。なお、従来の有人レジは15レーン程度あったと記憶している。

なお、お支払いセルフレジは、スキャン端末1台につき支払い端末2台の構成となっており、スキャン端末から支払い端末へデータ送信する仕様となっている。

客層等を考慮した結果、大半をお支払いセルフレジに移行したとしても支障がないと判断したためこのような大胆な変更が可能であったと推測される。

動作の概要

お支払いセルフレジでは、通常期(感謝デー等カード提示のみで受けられる会員割引がない場合)は以下の流れで精算する。

  1. 店員が商品を登録し、支払い端末へデータ送信する
  2. データを送信された支払い端末(店員から案内がある)へ移動する。
  3. オーナーズカードの有無が確認されるので、画面に沿って回答する
  4. オーナーズカードを持っている場合は画面の案内に沿ってカードを入れる
  5. 支払い方法を選択する。ここでは[現金]・[クレジット]・[WAON]・[その他電子マネー]から選択可能となっている。[その他電子マネー]を選択すれば交通系IC、iD、QUICPayの支払いも可能となっている。イオンギフトカードについてはどのように操作するかは不明(フルセルフでは専用のボタンがあったが、支払い端末ではボタンがなかったようにも記憶している。見落としているだけかもしれないが)。
  6. 支払い操作を行う。
  7. レシートを受け取り、清算完了となる。

感謝デーの動作は未確認であるが、おそらく最初のオーナーズカードの有無の確認画面が割引対象カードの有無の確認画面になると考えられる。また、WAONやイオンカードiDでの割引を指定した場合は支払い方法が固定となるため自動的に支払処理へ移ると考えられる。20160402追記:3月の感謝デーにおいては通常機と同じ動作となっていた。近日中に改善を示唆する発言があったため今後改修されると考えられる。20160409追記:3月の感謝デー時は感謝デー割引はイオンカード等の提示の場合は目視確認で適用(感謝デーボタンを使用)させていた。WAONについては自動適用なので一般レジと同じ扱いとなっている。イオンカードiDは未確認だがおそらくWAONと同様と考えられる。

なお、スキャン端末にはICカードR/Wおよび磁気カードR/Wは搭載されていないため、カードの読み取りが必要なオーナーズ特典や感謝デー特典等はすべて支払い端末での処理となる。おそらく旧ダイエー店舗(イオンリテールストア店舗)にお支払いセルフレジが挿入された際は、ハートポイントカードも同様の対応となると考えられる。

このようなときはどうするか

電子マネーの残高不足の場合

WAONの残高不足の場合は、残高不足画面で不足分を現金で支払うか、全額をほかの方法で支払うか、あるいはその場でチャージして支払うかを選択できる。お支払いセルフレジの支払い端末においては、残高不足の場合にその場でチャージができるようになっている。なお、チャージ額は1000円から10000円まで、1000円単位で指定できる。

チャージを指定した場合は、チャージ後レシートが発行され、そのまま支払処理へ移行する。

WAON以外の残高不足の場合にチャージができるかは未確認である。

各種商品券やギフト券(紙タイプ)を利用する場合

係員対応となる。スキャン端末での登録は行わず、支払い端末のアシストモードで係員が商品券等の登録を行う仕組みとなっている。各種クーポン券の取り扱いも同様である。20160402追記:クーポン券はスキャン端末で登録する運用に切り替わっている。

仕組み上はスキャン端末での登録が可能であり、スキャン端末で登録する運用の店舗も存在するが、イオン新瑞橋においては支払い関係はすべて支払い端末での処理となっている。

 

コメント

コメント投稿